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【初心者向け】FXの学習 4-2・分析

 


目次

・概要

・マルチタイムフレーム分析

・水平線

・トレンドライン


 

■概要

 

このページでは、僕の分析方法を紹介します。

チャート画面でどのように分析しているのか、ぜひ参考にしてください。

実際のところ、この3つのやり方さえマスターできれば、あとは相場から情報を読み取ることは容易になります。

他の分析方法がなくても、十分環境認識ができるので、腑に落ちるまで、何回も学習してくださいね。

 

 

■マルチタイムフレーム分析

 

 

チャート画面を見て、上位足と下位足を見比べます。

その時、下位足は、上位足のどの位置にいるのか把握する必要があります。

そして、必ず上位足の方向にトレンドは流されていきます

上位足の第2波の部分では、下降のトレンド中ですが、第3波の上昇波へと移行していきます。

下位足で、下降した部分にいつまでもポジションを持っていると、上昇の波にのまれていってしまいます。

また、上位足a波では反対に、下降のトレンドを形成していきます。

下位足で、上昇トレンドは長くは続きません。上位足の下降の流れにのまれていきます。

よって、この分析方法は、大きい時間軸に逆らわずに、なるべく上位足の波にのれるように

今、上位足のトレンドはどちらを向いているのか、その流れに乗るために必要な分析方法です。

(4-1 技術・基礎のエリオット波動を参照してくださいね。)

 

また、この分析方法で以下のようなシナリオを描くことができます。

上位足でも下位足でも、同じトレンドが出ている場合は、レートが伸びやすく、大きな利幅を狙いやすいです。

さらに、チャネルラインが引ける場合は、そのラインまでレートが伸びる可能性があるので、利確目標を定める参考にもなります。

 

※ここからは、ちょっとしたテクニックをお知らせします。

上位足からは、下位足の節目は見えません。

上記の1時間足と1分足のチャートで、同じように意識されるレートを見つけることが、損失を防いだり、利を伸ばしたりできるテクニックになります。

 

 

■水平線

このチャート画面は1時間足に、日足と4時間足の水平線が引かれた状態です。

もともとは、日足のチャート画面から水平線を引いていき、4時間足、1時間足と切り替えて付け足しながら引いたものになります。

ここで、水平線を引く時の注意点です。

・ひげで引く

・実体で引く

どちらで引きますか?

この引き方に、正解はありませんが、多くのトレーダーは実体を意識しています。

水平線を引き、実体で抜ければダウの継続、もしくは目線の継続、実体が抜けないとレンジの発生。

そのような動きが、ローソク足の動きから見てとれます。

ただし、ひげの部分は実際に値を付けた証ですから、ひげの部分も考慮して、レンジ幅を考えたり、エントリーもしくは利確の根拠に含めるようにしてください。

 

■トレンドライン

トレンドラインの引き方は、上昇トレンドならば、安値のひげ先端から引き、下降トレンドならば、高値のひげから引くようにしてください。

ひげがないローソク足の場合は、上昇トレンドなら下部中心を、下降トレンドなら、上部中心をとおるようにしてください。

ローソク足の角が若干ラインよりはみ出てしまいますが、ラインはきっちりと引けるはずです。

 

さらに、ラインをブレイクしたのち、トレンドが継続する場合があります。

その時には、引いたラインをその安値、または高値にずらして、再度引き直して下さい。

 

上記の画像について

ラインの引き方について、ルール通りに引けているかどうか、画像をご覧ください。

上記画像の黄色いラインは、高値を更新した時に起点となった安値に、ラインが通っていないので、成り立ちません。

白いラインの最初の白丸印は、ひげの先端に通っていて、高値を更新した起点となった安値なので成立します。

また、青いラインの最初の青丸印は、白いラインを一度ラインブレイクしたあと、再度高値を更新しているので、起点となった安値にラインが通っているので成立します。

 

ルール通りに引けるラインは、しっかりと信頼のおけるラインとして考えることができます。

また、引けたラインに対して、時間経過したのちリターンムーブで反応することもあります。

なので、しっかりとルール通りに引けていれば、機会損失を避けられるうえに、分析精度が増して

さらに収益アップにつながります。


 

以上で、学習の技術 分析は終了となります。

次は、学習の技術 応用 です。

 

 

では、学習の技術 応用へ 進みましょう!