目次
・概要
・マルチタイムフレーム分析
・水平線
・トレンドライン
■概要
このページでは、僕の分析方法を紹介します。
チャート画面でどのように分析しているのか、ぜひ参考にしてください。
実際のところ、この3つのやり方さえマスターできれば、あとは相場から情報を読み取ることは容易になります。
他の分析方法がなくても、十分環境認識ができるので、腑に落ちるまで、何回も学習してくださいね。
■マルチタイムフレーム分析
チャート画面を見て、上位足と下位足を見比べます。
その時、下位足は、上位足のどの位置にいるのか把握する必要があります。
そして、必ず上位足の方向にトレンドは流されていきます。
上位足の第2波の部分では、下降のトレンド中ですが、第3波の上昇波へと移行していきます。
下位足で、下降した部分にいつまでもポジションを持っていると、上昇の波にのまれていってしまいます。
また、上位足a波では反対に、下降のトレンドを形成していきます。
下位足で、上昇トレンドは長くは続きません。上位足の下降の流れにのまれていきます。
よって、この分析方法は、大きい時間軸に逆らわずに、なるべく上位足の波にのれるように
今、上位足のトレンドはどちらを向いているのか、その流れに乗るために必要な分析方法です。
(4-1 技術・基礎のエリオット波動を参照してくださいね。)
また、この分析方法で以下のようなシナリオを描くことができます。
上位足でも下位足でも、同じトレンドが出ている場合は、レートが伸びやすく、大きな利幅を狙いやすいです。
さらに、チャネルラインが引ける場合は、そのラインまでレートが伸びる可能性があるので、利確目標を定める参考にもなります。
※ここからは、ちょっとしたテクニックをお知らせします。
上位足からは、下位足の節目は見えません。
上記の1時間足と1分足のチャートで、同じように意識されるレートを見つけることが、損失を防いだり、利を伸ばしたりできるテクニックになります。
■水平線
このチャート画面は1時間足に、日足と4時間足の水平線が引かれた状態です。
もともとは、日足のチャート画面から水平線を引いていき、4時間足、1時間足と切り替えて付け足しながら引いたものになります。
ここで、水平線を引く時の注意点です。
・ひげで引く
・実体で引く
どちらで引きますか?
この引き方に、正解はありませんが、多くのトレーダーは実体を意識しています。
水平線を引き、実体で抜ければダウの継続、もしくは目線の継続、実体が抜けないとレンジの発生。
そのような動きが、ローソク足の動きから見てとれます。
ただし、ひげの部分は実際に値を付けた証ですから、ひげの部分も考慮して、レンジ幅を考えたり、エントリーもしくは利確の根拠に含めるようにしてください。
■トレンドライン
トレンドラインの引き方は、上昇トレンドならば、安値のひげ先端から引き、下降トレンドならば、高値のひげから引くようにしてください。
ひげがないローソク足の場合は、上昇トレンドなら下部中心を、下降トレンドなら、上部中心をとおるようにしてください。
ローソク足の角が若干ラインよりはみ出てしまいますが、ラインはきっちりと引けるはずです。
さらに、ラインをブレイクしたのち、トレンドが継続する場合があります。
その時には、引いたラインをその安値、または高値にずらして、再度引き直して下さい。
上記の画像について
ラインの引き方について、ルール通りに引けているかどうか、画像をご覧ください。
上記画像の黄色いラインは、高値を更新した時に起点となった安値に、ラインが通っていないので、成り立ちません。
白いラインの最初の白丸印は、ひげの先端に通っていて、高値を更新した起点となった安値なので成立します。
また、青いラインの最初の青丸印は、白いラインを一度ラインブレイクしたあと、再度高値を更新しているので、起点となった安値にラインが通っているので成立します。
ルール通りに引けるラインは、しっかりと信頼のおけるラインとして考えることができます。
また、引けたラインに対して、時間経過したのちリターンムーブで反応することもあります。
なので、しっかりとルール通りに引けていれば、機会損失を避けられるうえに、分析精度が増して
さらに収益アップにつながります。
以上で、学習の技術 分析は終了となります。
次は、学習の技術 応用 です。