そろそろ終盤の技術 応用の学習です。
これまで得た知識をフル活用して、トレード技術を身につけましょう。
目次
・概要
・トレード技術を身につける
○トレードスタイルの確立
○デモトレードの活用
○少額資金でリアルトレード
■概要
今まで得た知識を使って、トレード技術を身につけていきます。
最終的には、
稼ぐ方法を自分の判断で導き出し
自分のライフスタイルと
トレードスタイルを掛け合わせ
無理なくトレードができるようになることが理想です。
そして、
相場を俯瞰して待ち
チャート画面から読み取れる情報で
しっかりエントリーする根拠を作り
決済までどのような道筋を立てるのか
明確にすることを
習慣づけること
が大事です。
では、学習の技術 応用 を解説していきます。
■トレード技術を身につける
○トレードスタイルの確立
○デモトレードの活用
○少額資金でリアルトレード
上記3つの方法を実践し、繰り返し反復することで、トレード技術が身につきます。
人によって、上達するスピードは違います。
焦らずじっくりとこなしていきましょう。
道半ば、結果をどのように判断したら良いか、迷う時があります。
正しいことをして利益が出る
正しいことをして損益が出る
間違った判断で利益が出る
間違った判断で損益が出る
このFXの世界は、どちらに値動きが傾くのか、誰にもわかりません。
相場に参加しているトレーダーの総意で決まります。
よって、不確実性の世界の中で戦っていかなければなりません。
優位性があるというだけで、この先トレードしていくことになります。
完璧を求めず、常に俯瞰(ふかん)して情報を読み取り、淡々とこなせるようになりましょう。
○トレードスタイルの確立
まずは、どのようなトレードスタイルで相場と戦うのか決めてください。
そして、決めたトレードスタイルからは決して逃げず、
自分を信じてそのトレードスタイルを貫き通す
ようにしましょう。
技術はそのあとからついてきます。
途中で諦めたりせず、根気よく続けていってください。
では、トレードスタイルの種類をいくつか紹介しますので、自分にあったトレードスタイルを選択してください。
・トレードスタイルの紹介
スキャルピング
短時間足(1分、5分足)でのトレード
短時間の取引を複数回繰り返し、
現在トレンドがどちらを向いているのか
調整波の押し目なのか戻り目なのか
瞬時に見極める能力が求められ、絶えずチャート画面を見続けるトレードです。
メリット
・レバレッジを効かせて短時間で、効率よく結果が出せる。
デメリット
・回数をこなすので、手数料が増える。
・取引回数が増えれば当然、負ける回数も増える。
・集中力を必要とするので、思った以上に疲労が溜まりやすい。
デイトレード
1時間足、4時間足でのトレード
チャート画面に張り付く必要はなく、ある程度損切りの位置を決めたら、あとは1日中ポジションをキープし続けます。
トレンドが出ている間、ポジションを取れるので、チャート画面を確認する回数は少なくて済みます。
メリット
・時間にとらわれることなく、数回のチャート画面の確認で済む。
・取引回数は少ないので、手数料は安く済む。
デメリット
・損切り幅が大きくなる。
(レバレッジか枚数を抑えて、損失額はリスクにさらして良い2%の枠を超えない金額設定にする。)
・突然の値動きに、ロスカットが間に合わない可能性を考える。(国内口座の場合)
スイングトレード
日足、週足でのトレード
長期的にみて、ポジションを取り続けます。
デイトレードよりも、さらに長い期間相場に居続けることになります。
チャート画面の確認は、1日に1〜2回程度で済みます。
メリット
・デイトレードと同じ考察。
デメリット
・デイトレードと同じ考察。
まとめ
僕のおススメのトレードは、デイトレードです。
チャート画面に張り付く必要もなく、値動きに敏感に反応する必要もないので、心理的負荷がかかりにくく、初心者に適しています。
スキャルピングは、ある程度値動きと心理的負荷に慣れてきたら、チャレンジしてみてください。
○デモトレードの活用
まず、このデモトレードから、
ローソク足がどのように動くのか
FXの取引とはどのようなものか
それを肌で感じてください。
実際の取引画面で
「扱いづらくて分析しずらい」
「デモと本番の口座が違っている」
とならないように、
本番の口座とデモトレード口座を一緒に
開設してください。
デモトレードの解説
デモトレードとは、
実際の資金を入金することなく
仮想通貨でFXが取引できるシステム
のことを言います。
メリット
・資金を使わずにFXの取引ができる。
・実際のチャート画面が、リアルタイムで値が動くので、実践に近い形で取引が可能。
・仮想通貨なので、資金が減っても問題なく取引が続けられる。
デメリット
・使えるインジケーターや、その他の機能に、制限がかかっていることが多い。
・仮想通貨なので、資金が減っても精神的なダメージがない。
・あくまでもデモなので、取引内容が適当になりがち。
まとめ
仮想通貨での取引なので、資金減少を気にせずトレード可能です。
チャート画面をいろいろ試行錯誤して、FXというものを遊び倒してください。
実際の資金ではないので、緊張感は得られませんが、相場には永遠と存在し続けられます。
エントリーや決済の方法
資金の増減
ローソク足の動き
に注目しながら、リアルタイムで値動きを追いかけるクセをつけましょう。
○少額資金でリアルトレード
デモトレードの口座を開設して、FXの取引について、ある程度慣れてきたら次のステップです。
本番の口座を開設して、資金量を抑えてトレードしましょう。
少額で取引することで、相場に長く居続けられることができます。
・トレードの目標設定
・目標収益=プラマイゼロ
・期間=まずは1週間
・LOT数(枚数)=3LOT
・レバレッジ=5倍
・入金額=FX業者が必要とする、最低金額でOK
・通貨=1000通貨から (※1万通貨しか選べないFX業者もあり)
トレードにかけるLOT数(枚数)は、多くても3LOTまでにして、慣れてきたら徐々に枚数を上げていくことをオススメします。
レバレッジの倍率は、25倍が最終目標ですが、まずは5倍からスタートしましょう。
最初のうちは、レバレッジの倍率や枚数を多くしがちですが、ここはグッと我慢して、即退場とならないようにしましょう。
まずは、1週間でトータルプラマイゼロを目標にしてみてください。
とにかく生き残ることが大事です。
相場に残り続けることができる限り、チャンスは巡ってきます。
焦らずじっくりトレードしましょう。
※デモトレード口座と本番の口座は、なるべく使い勝手の差が生じないように、同じFX業者にしておくことをオススメします。
・トレードの仕方(反復練習方法)
少額とはいえデモ口座ではなく、実際の本番の口座なので、緊張感を持って取引しましょう。
①根拠を探す
まず初めに通貨ペアを決めます。
ドル/円なのか、ポンド/円なのか、数ある通貨ペアの中から、エントリーする根拠を探しにいきます。
初めのうちは、ドル/円に絞っての取引をオススメします。
他通貨は値動きが激しく、資金を溶かす原因になりやすいです。
②分析をする
そして、チャート画面が発している情報で、どんなことが考えつくのか、しっかりと値動きに基づいたデータ分析をします。
値頃感や感覚での分析はNGです。
マルチタイムフレーム分析、トレンドラインや水平線などの分析方法をここで使います。
ここで学習した内容でも、十分相場からエントリーの根拠は探せますが、他にもどのような手法があるのか、ご自身でも探してみるとおもしろいですよ。
③トレードする OR トレードしない
様々な分析方法で、エントリーできる根拠が見つかったらトレードしましょう。
この時点で、エントリーできる根拠が見つからなかった場合は、その時はエントリーはせずに次回、または翌日に見送りましょう。
取引する時間軸にもよりますが、大きい時間軸ほど、取引回数は少なくなるはずです。
④トレードする場合
エントリーする根拠が見つかった場合は、エントリー方法と、決済方法、損切り位置の3つを考えます。
どこでエントリーして決済するのか、その時の損切り位置はどこなのか、明確にしていきましょう。
パターンとしては、全て成り行きの場合、成り行きと注文を併せる場合、全て注文の場合がありますが、初めのうちは、全て注文で管理することをオススメします。
そうすることで、精神的負荷がかかったとしても、自動でエントリーと決済、そして損切りまで予約が入るので、ブレたトレードにはなりません。
⑤損小利大(リスクリワード)の確認
また、目標とする利益の値幅と、損切りの値幅を比べた時に、損切りの値幅の方が大きい場合、エントリーするのは控えましょう。
損小利大(そんしょうりだい)を常に意識することが大事です。
リスクリワードは、1:3が黄金比と言われていますが、するならせめて1:2の比率でトレードしましょう。
⑥LOT数(枚数)の調節
そして、損切りの値幅に合わせて、LOT数(枚数)を調節するようにしましょう。(レバレッジの調節でもOKです)
リスクにさらしてもよい資金比率は2%なので、その値を超えないように、損切りの値幅が大きくなるときは、LOT数は抑えるようにしましょう。
⑦結果を待つ
実際にエントリーして、あとは時間の経過と共に、描いたシナリオが合っていれば利益になり、描いたシナリオと違っていれば損益になります。
ここまで、しっかりとトレードまでの過程を丁寧に準備しても、FXの相場はどちらに行くかはわかりません。
優位性が高いというだけで、確実に利益を出せる保証はありません。
不確実性の世界なので、1回のトレードで一喜一憂せず、エントリーできる根拠がある限り、トレードを行いましょう。
そして、資金管理は徹底して行い、長期にわたって相場に生き残れるように、繰り返し練習をしましょう。
では、いよいよ最後の学習になります。
ここまでで、トレードというものに対して、すでに基礎固めはできました。
あとは、数をこなして実践していくのみです。
そこからトレード技術は培われます。
最後に、僕のトレード動画を参考に、シナリオ構築や損切の位置を想像することで、より精度の高いトレードへと成長できるはずです。